銀玉鉄砲について
- 銀玉鉄砲とは何ですか?
- 銀玉鉄砲とはバネの力で弾を発射するプラスチック製の遊技銃です。
弾の色が銀色であることから、「銀玉鉄砲」と呼ばれています。
- どうして銀色の弾なのですか?
- 銀玉鉄砲の元祖「マジックコルト」が発売された当時の弾は銀色ではなく、灰色や黒色のプラスチックの弾でした。灰色や黒色の弾ではインパクトに欠けるため、赤色や緑色などの様々な着色を研究しました。しかしうまく着色できず悩んでいたところ、「ローンレンジャー」という西部劇に出会いました。「ローンレンジャー」では銀色の弾を使っていて大人気だったため、アルミ粉でコーティングしたところ、大成功しました。それが「銀玉」の始まりです。
- いつ頃から銀玉鉄砲と呼ばれるようになったのですか?
- 「銀玉」が登場したのは、昭和35年(1960年)です。「銀玉」を使用することから、「銀玉鉄砲」と呼ばれるようになったと考えられますが、現代のように情報がすぐに全国に伝わりませんので、数年間かけて「銀玉鉄砲」が全国に広まったと考えられます。
- どうして昭和当時の銀玉は土でできていたのですか?
- 昭和当時の弾はプラスチック製で非常に高価だったため、子ども達は撃つたびに弾を拾い集めていました。そこで何とか安価にできないかと考え、当時は安価だった土で作ることを考えました。
- 銀玉の土の種類は何ですか?
- 銀玉の土の種類は珪藻土です。矢野 茂氏(やの・しげる=セキデン創業者、前社長)の故郷が九州の大分県であったことから、軽くて安い土はないかということで、珪藻土を使うことを考えました。大分県では非常に珪藻土がとれて、七輪などにも使われることで有名でした。
復刻版 銀玉鉄砲について
- 昭和時代の銀玉鉄砲と復刻版の銀玉鉄砲は同じですか?
- 復刻版の銀玉鉄砲は金型を新規に作り直しています。
銀玉鉄砲の構造などはすべて昭和時代の銀玉鉄砲と同じですので、命中精度や耐久度は、昭和時代の銀玉鉄砲とほぼ同じとお考え下さい。
- 銀玉鉄砲の威力はどの程度なのですか?
- 昭和時代の銀玉鉄砲と同じで、2m離れた新聞紙2枚を貫通しない程度の威力です。
- 連続で撃っていると弾が発射しない時があるのですがどうしたらいいですか?
- 銀玉鉄砲の弾倉は、リア弾倉とフロント弾倉に分かれています。フロント弾倉に銀玉が入っている場合は連続で発射しますが、リア弾倉にのみ銀玉が入っている場合は発射しません。発射しない場合は銀玉鉄砲本体を下方向に3回程傾けて、リア弾倉からフロント弾倉へ銀玉を移動して下さい。
- 復刻版のセキデン銀玉は珪藻土ですか?
- 復刻版のセキデン銀玉は珪藻土ではありません。
付属のセキデン銀玉は、土に還る生分解性プラスチック樹脂を使用し、アルミ粉でコーティングしています。
- 銀玉鉄砲の弾だけの販売はしていますか?
- セキデン銀玉鉄砲とセキデン銀玉はこちらから購入できます。
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